VersaillesVERSAILLES ヴェルサイユパリから日帰りで観光に出かけるなら、どこにいけばいいか? と、尋ねられたら、私はやはり「ヴェルサイユ宮殿」の観光をお勧めします。 ヴェルサイユ宮殿までの一番便利な行き方は、パリからRER線Cの“Versailles-R-G-Chateau”ヴェルサイユーリヴーゴーシューシャトー 駅行き、終点で降りて、徒歩約10分です。 ヴェルサイユ宮殿は、太陽王と言われたルイ14世が 「史上、最も大きく、最も豪華な宮殿を!」の一言で 宮殿が造られていったそうです。 工事は、1668年から1710年という長い年月をかけ完成させました。 実に、半世紀以上もかかった事になります。 ちなみに、日本は江戸時代です。 私が初めてヴェルサイユ宮殿を訪れたのは、5月のある日。 その日は、天気も快晴で、5月と思えないほどの暑さだった。 お土産屋さんが建ち並ぶ道を抜け、歩いていくと、ヴェルサイユ宮殿が見えてきた。 あまりの豪華さに、一瞬立ち止まってしまった。 遠くから見ても、その豪華さに圧倒されてしまうのだ。 宮殿の入り口に着いた。 豪華な装飾。至るところに金が使われている。 鉄柵門を抜けると、宮殿と言うより、一つの大きな街に入ってきたような感じだ。 歴史を感じさせる古い石畳の上を歩く。 ガタガタしていてとても歩きにくいが、きっとこの石畳をあのマリーアントワネットも通ったのかな、と思うとなんだか得した気分。(^^ゞ ついに、念願の宮殿の中へ! が、しかし、宮殿を見学するには、3通りのコースがあって、それぞれのコースによって入り口も違うので、どこから入っていいのか迷ってしまった。 (混んでいる時は、けっこう並ぶので、その人たちを頼りに入り口を見つけるといいかも) ようやく、Aコース(主に、王と王妃の居室、鏡の回廊等…)の入り口を見つけ、宮殿の内部へ…。 まず、王室礼拝堂を見学。 全体的に、明るい色で統一(白と、金)されていて、さすが、王室専用の礼拝堂だな、と感じさせられる。 その後、色々な部屋を見学して、「鏡の間」に辿り着いた。 「間」というより、奥行きがあるため「巨大な廊下道」のようだ。 この鏡の間は、向かって左側がすべて鏡がはめ込まれていて、反対側は、大きな窓になっている。 そして、天井からはいくつものシャンデリアがぶら下がっている、まさにこれこそ、ゴージャス!! ため息しか出てきません(^_^メ) この部屋で、仮面舞踏会などが開かれていたそうな…。 このAコースでは、他にマリーアントワネットの寝室などの部屋を見学した。 Aコースを見学した後、今度は、Cコース(主に、王の寝室等…)を見学。 何箇所か、Aコースとダブる所もあるが、あまりの素晴らしさに、何回見てもいいか、という気になってしまう。 宮殿内を見学した後は、庭園へ。 この庭園、どこまでが庭園??と思ってしまうくらい広大な敷地で散歩するのも疲れる(苦笑)。 しかも、なぜか運河まであるのだ。 壮大な眺め、計算され造られた芸術的な庭園。 全てが素晴らしすぎて、溜息が出るばかり。 また、私は時間がなくて行く事が出来なかったが、トリアノンと呼ばれるヴェルサイユ宮殿からは想像できないくらい質素な館があるのだ。 その中でも、プチ・トリアノンは、マリーアントワネットがこよなく愛した館として知られている。 やはり、ゴージャス過ぎるのも、飽きがくるのかしら?! それから、ヴェルサイユ宮殿には、「オペラ劇場」があるのだが、私はまだ見たことがない…(T_T) 今度行った時には、絶対に行かなきゃ! ちなみに、見学Dコースです。 ヴェルサイユ宮殿を見学した感想は、一言で「豪華」。 これだけ、豪華な宮殿に住んでいたら、お金の価値も狂うだろうし、一般市民は、それは貧しくなるのも当たり前だよなぁ、と思った。 それだけ、すべてにおいて完璧な宮殿なのだ。 2003年3月27日 [フランス国内旅行 8 VERSAILLES ヴェルサイユ]の日記より |